アユタヤへの日帰り観光は鉄道がおすすめ
バンコクから北部70kmほどの距離に位置する世界遺産アユタヤ遺跡。
アクセス方法としては、電車、バス、タクシーなどがありますが、中でもおすすめは電車による移動です。
今回は、実際に鉄道を使ってバンコクからアユタヤへ行った際の様子を、注意点を交えながらお届けします。
バンコクからアユタヤ行きの鉄道の詳細
鉄道を使ってアユタヤに向かう場合は、バンコクのファランポーン駅を利用します。
アユタヤ行きの列車では、基本的に二等車と三等車からグレードを選ぶことになりますが、個人的には三等車で十分だと思います。
クーラーはありませんが、扇風機がついていて窓も全開なので、それほど暑さを感じません。
ただ後ほど詳しく述べますが、アユタヤからバンコクへ帰る際は、指定席を事前に取っておくことをおすすめします。
移動時間に関しては公式に1時間20分〜30分と書いてありますが、ここら辺はかなりルーズなので、あくまで目安として考えておきましょう。
ルート | バンコク・ファランポーン駅 → アユタヤ駅 |
運行スケジュール | 始発…4:20 終電…22:45 10分〜60分間隔で1日32本の電車が運行しています。 詳細はタイ国鉄のホームページでご確認ください。 |
運賃 | 一等車…66バーツ 二等車…35バーツ 三等車…15バーツ |
移動時間 | Ordinary、Express、Special Express いずれも 1時間20分〜30分でアユタヤに到着します。(あくまで予定) |
バンコクからアユタヤへの行き方を写真付きで紹介
まずはチケットカウンターで切符を購入
ファランポーン駅のチケットカウンターにて、三等車のチケットを購入。
アユタヤ行きの列車は1日に32本もあるため、当日購入でも全然余裕でした。
掲示板を頼りにプラットフォームへ
出発の20分前にはプラットフォームに移動しました。
チケットや掲示板には、プラットフォーム番号と列車番号が書かれているので、非常にわかりやすいです。
こちらが今回利用した列車。
そして車内の様子。
バンコク出発の時点では、席にだいぶ余裕がありました。
定刻通りの出発
定刻通りの7時に出発。
タイの田舎道をひたすら進み…
途中徐行を繰り返しながら、2時間弱でアユタヤ駅に到着しました。
船で対岸へ移動
アユタヤ駅に到着したら、正面の道を進んだ先にある場所から船に乗って対岸へ渡る事をおすすめします。
アユタヤのメインの遺跡たちはほとんど対岸にあるため、例えば自転車やバイクで観光する際に川の手前でレンタルしてしまうと、一度橋まで遠回りをして対岸に移動しなければいけなくなるので注意しましょう。
こちらが船乗り場。
一人5バーツで対岸に渡ることができます。
無事対岸に到着したら、トゥクトゥクをチャーターするか、バイク・自転車をレンタルするかして、アユタヤ遺跡の観光に出かけましょう。
自転車レンタルに関してはこちらの記事を参考に↓
タイの古都「アユタヤ遺跡」を自転車で観光するメリットとデメリット
アユタヤからバンコクへの帰る際の注意点
アユタヤからバンコクへ帰る列車はかなり混雑します。
今回、自転車でのアユタヤ観光によってかなり疲労したため、帰りは指定席を取ろうとしましたが、同じことを考える人は多いようで…直前のチケットは売り切れていました。
行きの三等車はそれほど混雑していませんでしたが、バンコクへの帰りの列車は満員も満員。
扇風機はありますが、威力が弱く、気休め程度。
さらに途中から大雨が降ってきて窓は全閉めに…。
もはや車内は軽くサウナ状態です。
1日中歩き回って、自転車をこぎまくって、日光を浴びつづけた後のこの状況は地獄すぎるので、同じ目にあいたくない方は、帰りのチケットは事前購入しておくことをおすすめします。
鉄道旅をおすすめする理由
- 安い
- 大幅な遅れはない
- 風景を楽しめる
鉄道旅がおすすめな理由は何と言ってもその安さにあります。
三等車を利用すれば往復なんとたったの30バーツ(約100円)。
さらに電車の場合、道路状況に左右されないため、何時間も大幅に遅れることはあまりありません。(30分程度の遅れは普通にあります。)
バンコク市内の渋滞事情は悲惨も悲惨なので、これはバスやタクシー移動に比べて大きなメリットだと思います。
そして最後の理由はなんといっても車窓からの景色です。
タイの田舎の風景を眺めながらひたすらぼけーっとする。
溢れんばかりの旅感を味わうことができ、間違いなくタイ旅行の素敵な思い出になると思います。
アユタヤへの鉄道旅は事前準備を忘れずに!
以上、バンコクからアユタヤへの電車を使った行き方について解説してきました。
前述したように、帰りの列車さえ気をつければ、アユタヤへの鉄道旅にデメリットはほとんどありません。
ぜひ当記事を参考に、しっかり事前準備をして優雅なアユタヤ観光をお楽しみください。
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