オマーンはレンタカーでまわるのが定番!
オマーンは交通の便があまりよろしくないので、旅行の際にはレンタカーを利用することをおすすめします。
海や砂漠などの大自然、アラビアンな建造物など、国中に見どころが広がっているオマーンでは、車があるのとないのとでは、旅行の満足度がかなり変わってくると思います。
そこで今回はオマーン旅行を予定している方向けに、オマーンでレンタカーを借りる際の料金の目安や交通ルールなどについて紹介していきます。
オマーンのレンタカーの基本情報
僕は今回「ムトラホテル」というホテルのフロントでレンタカーを手配してもらいました。
料金は1日半借りて16.45リアル(約4600円)。
これを2人で割ったので、1人2300円ですね。
※レンタカー会社や申し込む場所によって金額は変動するので参考程度にご覧ください。
ネットでは、ほとんどマニュアル車しかないという情報もありますが、当日予約でも普通にオートマ車を借りることができたので、2019年現在においてはそこまで心配しなくてもいいと思います。
ちなみにガソリンはどこで入れても1リットル約50円という破格。
さすがは産油国ですね。
オマーンの交通事情&注意点
オマーンでは日本と同じ感覚で運転をしていると危険なことが多いです。
少なくとも以下のことは事前にチェックしておきましょう。
- 右側通行
- 信号が少ない
- スピード狂が多い
- 未舗装地帯が多い
- 高速道路は無料
- 車が汚れやすい
右側通行
オマーンで車を運転する場合は、日本と違って右側車線を走ることになります。
もちろん車は左ハンドル。
運転するときの感覚が違うのは当然のこと、ウインカーも逆に付いてたりするので注意が必要です。
信号が少ない
オマーンでは信号の数が少ない代わりに、「ラウンドアバウト」や「ハンプ」といった日本ではあまりみられないシステムが道路に導入されています。
「ラウンドアバウト」…いわゆる環状交差点のこと。一方通行で円状に車を走らせることで、信号がなくても安全に右左折ができる。
「ハンプ」…車の速度を緩めるために、道路の一部を隆起させたもの。スピードを出したまま通過すると強い衝撃が車内に加わります。横断歩道の手前などに多い。
ハンプは一応、数メートル手前に標識があるので、注意していれば特に問題はありません。
僕は標識に全然気づかずに全速力で通過して痛い思いをすることが多々ありました…。
スピード狂が多い
オマーンは車通りが少ない代わりに、スピードをガンガン出しまくる人が多いです。
特に高速道路は要注意。
こっちが120km/hで走行していても、ぶっちぎりの速度でどんどん追い越されていきます。
体感ですが、150km/hは出てるであろう車がゴロゴロいました。
慣れない土地での運転はただでさえ危ないので、絶対に真似しないようにしましょう。
未舗装地帯が多い
オマーンは、街と街を結ぶ幹線道路などは綺麗に整備されていますが、街中の道だったり、砂漠地帯だったりは、いまだに未舗装の場所が多いです。
4WD車でもない限り、こういった未舗装道路を進んでいくと簡単に砂にはまったりするので(実体験あり)、十分に注意しましょう。
そもそも未舗装道路に行かない方がいいですが、万が一迷い込んでしまった時は、車のあとをついていったり、車輪の跡が多く残っている場所を進んだりすればなんとかなると思います。
高速道路は無料
オマーン旅行でレンタカーをおすすめする最大の理由は、国中に高速道路が綺麗に整備されていること、そしてその通行料金が無料だということです。
これもオイルマネーのおかげですかね。
オマーンの道は慣れないことも多く、意図せずに高速に乗ってしまったり、逆に降り損ねたりすることもあったので、高速道路が無料だというのは本当に助かりました。
車が汚れやすい
砂漠地帯や海沿いの道が多いオマーンでは、1日運転しているとすぐに車が汚れます。
特に未舗装道路なんか通ってしまえば一発アウト。
中には車の汚れにいちゃもんつけて、返却時に追加で請求してくるレンタカー屋さんもあるらしいので、明らかに汚れがひどい場合は、軽く洗車してから返すと無難です。
ちなみに僕らは返却直前にスーパーで20リットルの水を買って、雑巾で軽くふきふきしておきました。
車を使って快適なオマーン旅行を!
バスやタクシーを使って観光ができないこともないですが、レンタカーを使った方が、時間や移動場所の融通がきくので、かなり快適に旅行を楽しめると思います。
ドライブ中も連なる岩山や広大な荒野、透き通ったアラビア湾など見たことない景色ばかりで、一切飽きることなく過ごせました。
オマーン旅行の際はぜひ、レンタカーを検討してみてください。
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