カンボジアからタイへ陸路で移動!
延泊を繰り返すほど心地よく、危うく沈没しかけたシェムリアップを抜けて、次に向かったのはタイ・バンコク。
タイ-カンボジア間の陸路移動には、国営バスのトランスポート社が有名みたいですが、今回は安さを重視して別の会社を選ぶことにしました。
シェムリアップからバンコクへの格安の行き方を知りたい方は必見です。
シェムリアップからバンコク行きバスの詳細
散歩中にたまたま見つけた旅行代理店にて、バンコクまで10ドルで行けるとのことなので即決。
バス会社の名前はVirak Bunthamです。
シェムリアップからバンコクへ向かう格安バスは、国境を越えた後に乗り換えなきゃいけないものもあるようですが、このバスは直通で行けます。
ちなみにバンコクでの降車場所は、カオサン通り、スワンナプーム空港、ファランポーン駅から選べました。
↓カオサン通り
↓スワンナプーム空港
↓ファランポーン駅
ルート | シェムリアップ → バンコク |
バス会社 | Virak Buntham |
料金 | 10ドル |
移動時間 | 約10時間 |
シェムリアップからバンコクへ陸路移動した当日の様子
移動当日は、ピックアップバスが宿まで迎えにきてくれます。
1時間遅れのお迎え…
事前に知らされた時間から1時間遅れてのピックアップ。
まあ安いバスなので、時間が遅れることくらいは許容範囲です。
ちなみにピックアップされたバンで向かった先は、宿から徒歩5分で行ける距離にありました…
こちらが、Virak Buntham社のバス停。
ピックアップを待つのはやきもきするので、歩ける距離に泊まっている場合は自力でいくことをおすすめします。
2階建てバスで、バンコクへ出発
バス会社のカウンターでチケットの確認をして乗車。
この日のスケジュールが書かれた紙と500mlの水、さらにPassenger Cardというものが配られました。
国境には似たようなバスがわんさかいるので、迷子にならないように首からぶら下げておけ、とのこと。
車内はこんな感じです。
想像してたよりも大きめのバスでしたが、一人当たりの座席スペースは気持ち小さめに感じました。
2時間半で国境の街ポイペトに到着
出発から2時間半が過ぎた頃、カンボジアとタイの国境の街、ポイペトに到着しました。
まずはカンボジアの出国手続きです。
出国カードを書き、パスポートとともに提出。
最後に指紋登録をして終わり。出国側はスムーズに抜けることができました。
歩いて国境を越える
出国手続きが終わると、タイとの国境に向かって徒歩で移動します。
入国ゲートまではだいたい人の流れがありますし、目印になる看板もあるので迷うことはないと思います。
国境の橋。
この橋の中間が国境となっており、途中から掲げられている国旗が変わります。
タイの入国審査へ
タイに入るとすぐ入国審査です。
入国カードを書き、パスポートとともに提出します。(入国カードの半分は出国時に必要になるのでなくさないようにしましょう。)
この入国審査がなかなか厄介で、複数のバスからいっきに押し寄せる集団に対して職員が少なすぎます。
結果、クーラーもない入国審査場で1時間半ほど並ばされました…
再びバスに乗車
無事に入国審査が完了すると、駐車場で待機していたバスに再び乗車。
似たようなバスもいっぱいあるので、乗り間違いのないように注意しましょう。
バンコク到着
その後休憩を挟みつつ7時間ほど走り、バンコクに到着。
シェムリアップからバンコクにくると、都会すぎてビビりますね…
ファランポーン駅で降車し、無事陸路移動を終えました。
シェムリアップからバンコクへのバス移動の注意点
- Wi-Fiが不安定
- 食事対策が必要
- 列抜かしにご用心
Wi-Fiが不安定
Virak Buntham社のバスはWi-Fiがついており、カンボジアにいる間はスピードが遅くもネットが使えていましたが、タイに入った途端、Wi-Fiが全く繋がらなくなりました。
これは他のバス会社でもあるあるらしく、 Wi-Fiありと書かれていても、カンボジアかタイのどちらかにいる間しか使えないことが多いようです。
食事対策が必要
シェムリアップからバンコクに向かう際はタイ側でしか休憩がなかったため、タイの通貨バーツがないと途中で何も買うことができません。
僕は同行者に100バーツを借りて事なきを得ましたが、一人だった場合は事前にバーツを入手しておく必要があります。
今回は遅延していたせいかもしれませんが、そもそも休憩時間が短く、ご飯をゆっくり食べる余裕がなかったので、軽食をバスに持ち込むのも一つの手ですね。
列抜かしにご用心
どこの国にも、順番を守るという概念がない残念な人が一定数います。
入国審査や出国審査の際は一応列はありますが、気を抜いているとさらっと抜かされるので注意が必要です。
猛暑の中列抜かしを受けるのはダメージがデカすぎるので、ここでは譲り合いの精神はいったん忘れましょう。
いろんなバス会社を比べてみましょう
以上、シェムリアップからバンコクへ格安バスを利用して移動した際の様子をお届けしました。
まあ価格なりのサービス内容ではありましたが、個人的には無事に移動さえできれば問題ないので、特に大きなデメリットは感じませんでした。
シェムリアップには他にも様々なバス会社があるので、現地の旅行代理店など色々回って比較してみるのもいいと思います。
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