消化不良で終わった紫禁城の観光
北京にきた一番の理由、それは紫禁城と天安門を見ることでした。
しかし様々な不運が重なり、結局紫禁城には入れずに北京を去ることになってしまいました。
その悲しみの一部始終をつづります。
まず第一の敗因、荷物預けに時間がかかる
この日はすでに宿をチェックアウトしていたため、近くの駅にバックパックを預けようと考えていました。
しかし地下鉄駅での荷物チェック大渋滞や偽札事件により、想像よりも大幅に時間が押してしまい、そもそも観光に使える時間がかなり短くなってしまいました。
天安門広場には無事到着
紫禁城の正門というよりも、天安門事件の印象が強いこの天安門広場。
国民にとって天安門事件によるショックが強いだけでなく、今や中流階級がお金を持っているから政府に反抗する必要がなく、民主化運動が起こりづらいとかいう話を聞きました。
なるほど面白い。と感慨深げに広場を見渡していると、ここで第2の敗因がやってきました。
広場で出会ったスペイン人と話し込む
広場で写真をとり合ったスペイン人留学生がなかなかのおしゃべりで、永遠に僕を解放してくれませんでした。
歩きながら話していたので一応紫禁城の入り口に近づいてはいたのですが、お互い頭は会話に集中してるくせに、どこが正しい道なのかも知らないので、敷地内を行ったり来たり。
まあ面白い話ができたので楽しかったのですが、今思えばそれは観光後でもよかったかな…。
最大の敗因、チケット売り場がドケチ
チケット販売は16時までなのですが、僕は15分前くらいには並びはじめていました。しかし、チケット売りの処理が遅いのなんの…
案の定、16時になった途端、僕のちょうど目の前でチケットカウンターのシャッターを突然おろしやがりました。
もう16時だからおしまいだよ、と。
いやいや、あと5人くらいしかいないんだから、並んでいる人の分くらい売ってくれてもいいのに…。
というか普通の処理スピードだったら絶対間に合ってたやん。
まとめ
結果、かなりの消化不良。
まあ何よりの敗因は、きつきつの日程を組んだ自分です。
今回の一番の目的は天安門事件で印象的な広場を見ることだったので、よしとしましょう。
気を取り直してこの後は、北京西駅から寝台列車で西安へ向かいます。
コメント