あてにならない中国の交通機関
中国はやっぱりあなどれない。
西安市内から空港へ、入念に行き方を確認していたにもかかわらず、危うくフライト時間に間に合わなくなるところでした。
下調べすらも無効化してしまう中国にはもう完全にお手上げです。
かなり特殊な内容かもしれませんが、早朝に西安の空港を利用する予定のある方はぜひご参考に。
西安の市内から空港までの行き方は?
西安市内から西安咸陽国際空港までの直通バスは、「西安火车站」というバス停から出ています。(Google検索すると出てくる「美倫酒店」からのバスは2017年7月現在運行されていないようなので注意してください。)
料金は25元(約420円)、所要時間は1時間ほど。
西安火车站は地下鉄1号線の五口路駅の目の前に位置しているため、地下鉄2号線の南稍門駅の近くに泊まっていた僕は地下鉄を利用して西安火车站まで向かう予定でした。
時間も前日のうちに調べておいて完璧だと思っていたところ…中国はやっぱりそんなに甘くないですね。
試練①始発が全然開かない
南稍門駅の始発時間は6:30と聞いていたので6:20くらいに駅についていたのですが、地下鉄の入口が開いていませんでした。
6:30になっても開かない。
そもそも始発で向かってもフライト時間ギリギリに着く予定なので、この時点でもう相当焦っています。
その後10分経過しても入口の門は開きません。早々にして綿密に計画していたプランが崩れ去りました。
試練②バス停の特定
地下鉄に頼ることをやめ、バスで西安火车站まで向かうことに。
行き先に「西安火车站」が書かれたバス停をしらみつぶしに探します。
幸運なことに、南稍門駅のすぐ目の前で西安火车站行きのバス停を見つけることができたのでよかったものの、あと5分も迷っていたら僕は確実にフライトの時間に遅れていました。
試練③通勤ラッシュのバス
なんとかバスに乗車できたのはよかったのですが、時間はとんでもない通勤ラッシュのど真ん中。
中国の通勤ラッシュ中のバスは、そりゃもう大変です。
前後にバッグを背負っている輩なんてただの邪魔でしかないですね。
申し訳なさだけを残し、人をかき分けなんとか降車。
試練④空港行きのバス停が見当たらない…
「机场巴士」とかかれた看板が目印だと調べていたのですが、バスから降りてもそんな看板は見当たらず。
そしてGoogleマップが現在地のいたずらをしやがったため完全に混乱しました。
最終兵器グーグル翻訳を使い「我想去机场(私は空港に行きたい)」が表示された画面を交通整理のおっちゃんに見せると丁寧に場所を教えてくれました。
やはり中国旅行においてSIMカードは必須アイテムですね。
ありがとうおっちゃん。
時間ギリギリのシャトルバスで空港へ
バス停に着くと、まずカウンターで支払いを済まし、荷物に札をつけてもらいます。
これをせずにいきなりバスに向かっても、乗車させてもらえないので注意しましょう。
バスは1時間ほどで空港に到着。
なんとか間に合いました
なんとか九寨溝行きのフライトに間に合わせることができました。
国際線だったら絶対に終わってましたね。
予測不能な事態が次々と起こる中国旅行。
必ず余裕を持った時間の確保と十分すぎるくらいの下調べをしておくことをおすすめします。
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